【中学受験】親の関わり方 ~子どものわからない編~

デン:親の関わり方2

さて、ここまで書いてきたように、親は勉強については口を出さないほうがよいというのが私の考えです。
そんな考えですが、このブログでは主にお父さんやお母さんに向けて、教え方などを書いていこうと考えています。
今までの考えと矛盾していますね。
なぜそんなことになっているのかを書いて終わりにしようと思います。

今回は3ページ構成になっています。
1ページ:親が教えることで、親子の関係性に影響を与える
2ページ:親が教えることで、子どもが理解できなくなってしまう
3ページ:それでも教えたいと思う方へ
まだ、他のページを読んでいない方は、是非最初からお読みください。

本当に教えずにいられるか

今まで、何人ものお父さんお母さんと話してきました。
そんな中で、本当に悩みの無いような方はほとんど見たことありません。
ほとんどの方は「この単元ができていないけど大丈夫か」「全然点数が足りないけど大丈夫か」など本当に色々な心配をされています。

それは、そうですね。大切なお子様です。心配されるのが当然だと思います。

そんな大切な子が「教えてほしい」とくるのです。
「教えてあげたい!」「力になりたい!」となる方が普通でしょう。

その気持ちを否定することはできません。
ただ、それであればお願いしたことがあります
それが、このブログを書いている意味です。

お父さん、お母さんも勉強しよう!

まず、中学受験の入試問題などを見てみてください。
その難易度にビックリされると思います。そして、そのうえで解説を見てみましょう。
「そんなことに気づけるはずないじゃん!!」と思うことが出てくるはずです(中学受験の指導を始めたときに、私が実際に感じたことです)。

そんな難しいことを子どもはやっているのです。
だからこそ、お父さんお母さんにも勉強をしてほしいのです。
※ちなみに、勉強をしなくては中学受験をさせてはいけないというわけではありません。ただ、それなら信頼できる方に任せましょう。

「どんなことをやっているかわかっていないのに、出来ないと叱る」とか「中学受験のやり方は知らないから、自分の知っているやり方だけで教えよう」なんて虫の良い話だと思いませんか?
そもそも、その世界のことをちゃんとわかっていないと、何が基礎・基本なのか、何ができていて何ならできていなくてもいいのかなどわかるはずありません。
そして、それがわからなければ、効果的な教え方はできません。
お子さまも勉強で大変な思いをしています。お父さんお母さんも同じ思いをしていきましょう。
そして、そのために少しでも力になれればと考え、中学受験の内容を紹介していきます。

このブログでは、私が実際の授業で教えている方法ややり方を紹介していきます。
通塾されている先生とは別の教え方をしているかもしれません。
ですから、必ずこのやり方で教えないとだめだというつもりはありません。

ただ、中学受験の考え方をしているということは言えます。
中学受験のお子さまがわからないとなったときに、少しはお役に立てると思います。

もし、記事の中でわからないものや疑問に思ったことがありましたらお気軽にコメントください。
ご返答という形でお答えしていこうと思います。